[金色のガッシュ!! 1巻]魔界の王様を決める戦いのはじまり

Uncategorized
<span class="marker-under">ペペンノチーノ</span>
ペペンノチーノ

僕の世代には、ぶっ刺さりの漫画。

大人になっても、ぜひ読み返して欲しい一冊です。

当ブログでは、寝る前に一冊は漫画を読む僕が、漫画の紹介と個人的な感想を綴っているブログです。

ネタバレを含みますので、予めご了承ください。

概要
あらすじ
出典:金色のガッシュベル1巻より

天才少年・高嶺清磨の家にやってきたのは、謎の赤い本を持った不思議な子供・ガッシュ

頭が良すぎてクラスで浮いていた清磨は、ガッシュとの出会いをきっかけに、クラスの友達と次第に打ち解けていきます

口から電撃を出す、ボロボロになっても翌日にはピンピンしている肉体、出会うまでの記憶が消失しているガッシュに、驚かされっぱなしの清磨

ある日、氷を操る子供・レイコムと出会い、ガッシュ達は戦うことになります

戦いに勝ったものの、ガッシュは自身の肉体について疑問を抱き始めます

そして、突如、清磨家に訪ねてきた、ブラゴと人間のシェリー

二人から、ガッシュは千年に一度、魔界の王を決める100人の子供の一人、魔物であることを知らされます。

ピックアップ
出典:金色のガッシュベル1巻より

「第一の術 ザケル」

当時、小3だった僕はアニメ化されたガッシュを見て、すぐに心を奪われました。

<span class="marker-under">ペペンノチーノ</span>
ペペンノチーノ

電撃かっけえええええええええええええ!

 

ザケルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!

それで、初回アニメ放送から数日たって、本屋でガッシュをみつけ、そこから漫画を集めることに(当時、なぜか11巻から購入(笑)(笑))

出典:金色のガッシュベル1巻より

「清磨が変わったんじゃない‼」「清磨を見る友達の目が変わったんだ‼」

改めて読み返して、このガッシュの言葉は大人になってから見ると、受け取り方が変わりますね

清磨も好きで天才になったわけではないんですよね

そしたら周りが、「なんやあいつ」と、妬むようになったわけで

清磨自身は悪いことはしてないんですよね

1巻の冒頭のページには、清磨が天才少年で、周りの人間を見下している発言が、ちょいちょいあるんですよ

僕がもし、現実世界で清磨みたいな同級生がおったら、絶対に嫌いになります

<span class="marker-under">ペペンノチーノ</span>
ペペンノチーノ

頭がいいからって上から目線で偉そうに

 

お前なんて本気出したら..フンガフンガ

まぁでも、実際は「嫌う」というより「妬み」なんですけどね そりゃ、頭良くてルックスも良けりゃね、嫉妬しますわ

ですが、1巻作中で清磨&ガッシュが銀行強盗を退治する話があります

すると、清磨に対して周りの同級生の目は、

「あれ、清磨って度胸あるやん!」「(同級生の)水野ちゃん助けたんでしょ?かっこいい!!優しい!!」と、

「尊敬の眼差し」に変わるんですよ

「清磨が変わったんじゃない‼」「清磨を見る友達の目が変わったんだ‼」

↑の言葉は、当時の状況から言えば、「清磨を妬む周りの目」として、ネガティブな面で使われているわけです。

ですが、ガッシュと出会ってから、言動や行動が変わっていったことで、周囲の目は「妬み」から「尊敬」に変わるわけです。

清磨自身も変わったといえば、変わったと思います。

一方で、銀行強盗を退治したことがきっかけで、清磨の人柄が周囲から認められたわけでもあります。

<span class="marker-under">ペペンノチーノ</span>
ペペンノチーノ

清磨、実は良いやつやんけ!

出典:金色のガッシュベル1巻より

1巻終盤には作中では今後ライバルになる、ブラゴ&シェリーが突然、清磨宅へ訪れます。

そこで、千年に一度、魔界の王を決める戦いが行われ、選ばれた100人の魔物が本とともに、人間界に送り込まれていることを知らされます

ドア越しに3人の会話を聞くガッシュは、なんとも言えない悲しみの表情で描かれています...

というのも、ガッシュ自身「私はほかの人となんか違う」と感じ始めていたからなんです。

口から電撃を出したり、(基本自覚なし、術の発動中は気絶しているため)

ケガからの治りが早かったり、生きているブリをそのままかぶりついて食べるなど(←リアルで考えたら、多分一番グロテスクかも)

実は、ブラゴ&シェリーが訪問する数日前に、氷の魔物・レイコムと戦っているのです。

戦いに勝利したものの、自分と容姿が似ている子供が氷を吐く姿や、レイコムが持つ青い本が燃えて、目の前からレイコムが消えてゆく姿を見て、ガッシュは自分の力を徐々に認知していたのです

「私は...化け物なんだな」

レイコム戦後、ガッシュはうつむきながら、そうつぶやきます...

背景の夕日も相まって、この描写は、とても胸が締め付けられます...

そんな中、シェリーから「あの子供と一緒にいても、あなたには災いしか降らないのよ!!」

強引に自宅に上がってきてはね、ヒス全開でこの言いようですよ まるでガッシュは疫病神のように...

<span class="marker-under">ペペンノチーノ</span>
ペペンノチーノ

金髪おさげの姉ちゃん怖...

 

初対面の相手にいきなり言うかね

(でもね、シェリーはシェリーでね、壮絶な過去があるんですよ それは後ほど…)

とはいえ、ブラゴ&シェリーは親切にも清磨へ、王を決める戦いをはじめ、一連の概要を説明をしたうえで、バトル開始

自宅に上がった時点で、術を放って、ガッシュの本を燃やせばいいはずなのですが、結果的にみれば、ブラゴ&シェリーは、ガッシュ&清磨がどんな人物なのか、総合的に見極めたかったかもしれません

まとめ

1巻は、「ガッシュとの出会い」「氷の魔物・レイコムとの戦い」「ブラゴ&シェリーとの出会い」この3本柱がメインとなっています

で、この1巻だけで、ガッシュの素性が大まかに分かる一方で、意外と話の展開としては重たいんですよ

ですが、今後の話の展開の中で、ガッシュや清磨の初期の話が一番大事になってきます。

っていうのも、これは王を決める戦いを通して、魔界の子供と人間が、ともに成長していく物語だからなんです。

だからこそ、最初のまだ出会って間もないころの、ガッシュ&清磨の馴れ初め部分を知ることで、最終巻を見たときに、「二人はこんなに成長したんだな」と分かるのです。

<span class="marker-under">ペペンノチーノ</span>
ペペンノチーノ

術や絵がかっこよすぎて、物語の内容ってうろ覚えなんよね

 

改めて1巻みたら、ちょっとドンより気味

一巻を読んだことがある人も、読んだことがない人もぜひ、読んでほしいです。

ご覧いただきありがとうございました。

よろしければ次回もご覧ください。